海外逃亡してきました♡

チャーター便で100人ほどでウズベキスタンへ。
でも私のツアーは7人…。
商売になってるんでしょうか!?(笑)

ウズベキスタン航空のチャーター便で約8時間半。
ついにこんなところまでやってきました!

国際空港と思えない小ささ。ほかの飛行機いません…。

荷物はすごく出てくるの遅いって聞いていたから、みんなタラップを降りて、ウロウロしながら写真撮りまくり(笑)
ちなみに乗客は全員日本人。

乗るだけ降りるだけといった感じで、お土産屋さんや免税店のようなものも皆無。
トイレも女子用は個室一個のみでした。
国の玄関口とは思えないー。

中央アジアのほぼ真ん中。カスピ海の東側。
旧ソ連で、91年8月31日に独立。
ロシア語とウズベク語表記なので、どこ見ても何見ても全然わかりませんっ(笑)

航路はウルムチを過ぎたあたり、着陸1時間半前くらいのところで、天気がよければシルクロードの天山山脈の真上を通って、雪が残った山肌と延々と続く砂漠と沈み出す夕日のコントラストがすごく綺麗とガイドに言われてたので、よく見れる側の席でとってもラッキーでした。

よくぞここをひたすら行き来して、いろんなものを運んできたんだなぁと感動。

2019.9.24 レギスタン広場

ホテルで食事を済ませてから7人みんなでお出かけ。
徒歩20分ほどにあるレギスタン広場です。

水曜の夜にしかやっていないライトアップショー。
誰かがお金を出せば不定期に開催されるらしく、私たちはラッキーなことに誰かのおこぼれで偶然見ることができました♪

ウズベキスタンに来たかった理由の1つがここでした。

若い少年たちに声をかけられ、写真を一緒に撮って欲しいと言われる。
(もちろんガイドが通訳してくれました😊)

日本人とツーショットを撮ることが好きらしいです。
中国人でも韓国人でもなく日本人じゃないとダメだそうで♡
話しかけて日本人じゃないとわかったら、去る人もいるんだとか。

いつもはどこへ行っても韓国人だと思われるのに、なぜかここでは日本人と認識される…。
日本人には友好的。

でも国は共産圏で自国産業第一主義なため、周りのカザフスタンやキルギスとは全く違って日本車はありません。
唯一国内で製造しているシボレーばかり。

初日のお宿は、空港からバスで15分くらい。
めっちゃ豪華です。

でもまだまだ後進国なので、最上級クラスでもお湯が出ない、トイレに紙を流すなとかは普通。
部屋にゴミ箱、ティッシュありません。

ごはんもまずまず。
ときどきこっそり自己主張するパクチーに注意(笑)
なんでも若干脂っこいので日が経つごとに蓄積してくると、ある日突然洗礼を受けることになるのだろう…。
食べやすいものでも調子に乗るときっとやばい。

人生と同じですね…。

朝食後にホテル周りを散策。
やたら子どもが多い通学風景。近くに小学校がありました。

校門に先生方がお出迎え。
写真撮ってもいい?って身振り手振りで伝えたら、入ってきていいよって言うじゃないですか(笑)

なんの遠慮もせず入っていってイケメンの先生とツーショットを撮りました♡

子どもたちも日本人とわかるとニコニコして「こんにちは!」ってわらわら。
ほんと人懐っこい国民性。

横断歩道はありません。
一定のスピードを保ってクルマの合間を縫って渡ります。
小走りになったりしてテンポ狂うとはねられます(笑)
命の危機をこんなに感じること早々ないわー。

2019.9.25 グリ・アミール廟

イスラム建築大好きです!

ちなみにウズベキスタン人の戒律はめちゃくちゃゆるいです(笑)
お肉も食べるしお酒も飲むし、アザーンも厳しくやらないし。
心に神がいたらいいって考え方でしょうか。

1日こういうのをめぐるのですが、どれが誰のお墓なのかはよくわかりません…。

写真撮るのに夢中になって集合時間は聞いたけど“どこ”ってのを聞き逃し、早速ひとり迷子になりました(笑)

2019.9.25 シャーヒズィンダ廟群

サマルカンド北東部にあるネクロポリス。

預言者ムハンマドのいとこが埋葬されたという伝説。
ところどころにイスラムの教えをお話する先達さんみたいのがいて、みんな一生懸命聞いて一緒にお祈りしてます。

ひとつひとつ石を積んだ手作り。
9~14世紀の頃のもの、あちらこちら修復されていて、古いところと新しいところが混在しています。

2019.9.25 ビビハニムモスク

1399年に中央アジアで大帝国を1代で築き上げたティムールの名により建設が開始され、完成に5年を費やした巨大建築物です。

当時からイスラム圏最大級のモスクで、今でも中央アジアでは最大規模のイスラム寺院。
広さも相当なもので、1万人は収容できるとか。

ちなみにビビハニムはティムールの第一夫人の名前。

また、建造に際してはティムールがあちこちから優秀な芸術家や職人を連れてきて作らせただけでなく、当時ティムール朝の領地でもあったインドからインド象を連れてきて資材運搬に使ったそうです。

重要な建築家がビビハニムのことを好きになり、「キスさせてくれないとさっさと作らない」と脅されるも、拒否したことからなかなか建築が進まなかったらしい。

で、ティモールに怒られると悩んだビビハニムがしかたなくキスさせたら、建築は進んだけどビビハニムのほおにがっつりキスマークがつき…。
遠征から帰ってきたティモールに「なんやそれは?」と責められ、それ以来、そのキスマークを隠すために一生顔を布で覆うようになったとか。

ガイドの話ですが。

2019.9.25 シャブバザール

名前怖い(笑)
面白いものが色々あるから心踊ります♡

値段交渉も楽しみながら。
日本値段だと安いかなーと思うくらいにしときます。
あとは現地の方たちに潤っていただければと。
過度なディスカウントはよくないと思っているので。

2019.9.25 ウズベキスタンのピラフ、プロフ料理

すぐ近くのレストランでお昼ごはん。
現地ガイドのベグゾドさん。
全部濁点(笑)絶対覚えられません…。

日本語とても上手。イントネーションも完璧。
日本にいたことがあるそう。
写真をすぐエアドロップで交換しようって。…ついていけません(笑)

ごはんはパッと見、美味しくて食べやすいんですが、油がラムとなかの動物性でちょっと重い。
添乗員の瀬野さんが日本から持ってきてくれた黒烏龍茶をあったかく飲んだり、携帯用キューピーマヨネーズが胃腸に優しい。

油落としはマストです!

2019.9.25 昼のレギスタン広場

ウズベキスタンのサマルカンドと言えば必ずこの写真が出てきます。
私もこれを見て、行きたい‼️と思ってしまったので(笑)

昼間は中まで入れるので、至近距離でモザイクやアラベスク見られます。
全寮制の神学校でもあったので、跡地をお土産屋さんにしてあります。

シルクまがいのスカーフをどう見極めるか実演つきでシルクを売ろうとするスカーフ屋さん。

母から娘へ脈々と受け継がれる嫁入り道具となる刺繍のスザニを売るお店。
昔は顔を見る前に、スザニを見て嫁にもらうかどうかを決めたりしていたらしいです。

この国のその時代だったら絶対にお嫁に行けなかったわ、私。そうじゃなくてもバツイチでした…(笑)
モザイク柄の陶器屋さん。イッテQのイモトも来てたみたいです。

サマルカンドの観光は写真撮影代を取られます。スマホであっても。
1人あたりあちこちの観光地オール込みで400円くらいかな。

2019.9.25 サマルカンド→タシケント

新幹線みたいので移動。
フランスで走っているのも同じなんだそう。

駅に入る前に荷物検査。
バリアフリーではまったくないので、ホームと列車は30センチは段差があります。
スーツケースを引っ張り上げて乗らないと。車椅子とかはどうしてるのかなぁ…。

車内が寒くて胃が痛くなる…。早くも油でやられたかもしれません。

2019.9.26 タシケント空港

朝5時半出発。
朝ごはんはBOX。
胃痛明けでも食べられるものでよかった。

ちなみに添乗員さん曰く、下痢や嘔吐を伴わない胃痛のみというのは脱水症状だそうで。
知らんかったー。
なので、せっせと意識して水分摂るようにしました。思った以上に空気が乾燥してるので余計に。

タシケント空港にて。
荷物検査は外で。雨が降ったらどーするんだろう?

小一時間飛んだかと思ったらヌクス空港で一旦着陸。
全員降ろされて、新たに乗せてまた離陸。ヌクスはトイレ休憩だったな(笑)
20分くらいで着陸態勢で、目的地ウルゲンチに到着。こういうタイプは初体験でしたー。

2019.9.26 世界遺産イチャンカラ散策

ウズベキスタン西部のヒヴァ地区。
宮殿の内側という意味です。

400m×600mの城壁に囲まれてできた街。
今でも城壁内で3000人ほどの人が住んでいます。

紀元前6世紀にできた街ですが、いつから作られているのかは不明。
というのも10回以上争いごとで壊されているから。

カルタミナール。
もっともっと高い円筒にするつもりだった。
高くすればするほど権力の象徴となります。
イスラムは特に。
ドバイもその類いですね。

ウズベキスタンの旅 後編へ