草津商工会議所主催の新春講演会に行ってきました。

去年の豊田真由子氏に引き続き、今年は経済ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏。
コメンテーターとしてテレビで見るお姿より、まあずっとずっと高速の超マシンガントークでした。

アメリカ人で日本語で受験して東大に受かった初めての方で、しかも中退してハーバードへ。
脳みその回転数が一般人と明らかに違う(笑)

賢過ぎるからこそ、話したいことがどんどんあふれ出てきてとっちらかって、でもそれはちゃんと伏線になってて後からしっかり回収すると言う。
改めて賢い人はすごいと思いました。

今の世界は『今にも吹きこぼれそうな鍋がそこにあるのに、消してくれる人がいない状態』
とろ火にはできるけど火元は消せないこのひと言に尽きるそうで。

相互依存、持ちつ持たれつの行き過ぎで、各国がお互いの首を絞めあってるような状態なんだろうなー。

特に世界を揺さぶってるのはロシア、中国、インドで、それぞれ長い歴史や文化による簡単には変わらないどうにもならない事情があり、それに欧米や日本が相互依存により関わらざるを得なくて今に至る。

国内回帰を目指したいけど国力がどんどん弱る日本ではなかなか難しいんでしょうね。

(だってこの会も平日午後とは言え、参加者は後期高齢者がメイン…。後期よ、後期!私たちは明らかにめっちゃ若い方…。元気な人は老若男女問わずみんな働いてーっていうのすごいわかる…)

クローズアップ現代で、看護師、教師、介護士、理学療法士など専門職の20代から30代がワーキングホリデーで海外に出て、日本での何倍もの給料稼いでるのも、昔の日本に出稼ぎに来てた東南アジア人そのものだなと。

どんどん縮むなあ…。そのスピードも速まってます。

でも、モーリーさん。
『世界がどうなっても日本だけは住み心地がよい♡』って断言してました!!

ありがとう…救われるよ。
まだ間に合うと思いたい。

ひとりひとりできることをやるしかない。
民度の高い国民性ですからね。