特別な資産もなく、親の遺産を相続したわけでもなく、宝くじが当たったわけでもなく、地道な投資で億り人になった人のこと。

日本では富裕層の数が増えています。
富裕層とは、純金融資産1億円以上の人をいいます。
私の周りにはサイレントリッチさんもいらっしゃいますが、相続によって富裕層になった方もいらっしゃいます。

フィデリティ証券が2003年から2013年の10年間で調査をした意外な結果として、最も優れた運用益を出していた口座は、口座名義人がすでに亡くなっていた口座。
2番目は、口座を持っていることを忘れている人の口座でした。
要は『買ったままほったらかしているのが、一番パフォーマンスがいい』ということになりますね。

私もずっと『Buy&Hold』のスタンスのままです。
投資目的は「老後資金作り」の一択なので。
あと20年くらいはこんな感じのままの予定です。

先週末からのような世界中だだ下がりの状態になると特に、HOLDは言うほど簡単ではないですよね。
とりわけ投資を始めてからの期間が短い時に市場が激しく下がると、多くの人は冷静さを失い不安と恐怖に支配されていきます。
そして持っている商品を売却したり、最終的には投資すること自体をやめてしまう例も少なくありません。
でも、それが長期的に見て投資が失敗する一番の原因なんですけどね。

今こそフィデリティ証券のこの調査結果に目を向けるべきです。
さらに「あなたが頻繁に確認をしたところで、その数字は含み益の現在価値であり、含み損の現在価値でしかありません。大切なのは、今の評価額ではなく、あなたが現役をリタイヤして、第二の人生が始まった時に、豊かな生活が送れるだけの資産を築くことなのです」とあるのですが、ほんとにそのとおりですね。

まずは雑音(ノイズ)に惑わされずHOLDし、できたら買い増しするのがいいですね。
不安な方、追加したい方、現状把握したい方などなど気になる方は遠慮なくご連絡くださいね。

今週末から大津プリンスホテルにて『ライフプランワークショップ』が始まります。
こんな荒れ相場なこともあるので、なんのために資産形成をするのか、再度一緒に考えてみませんか?
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